後悔しないために、会いたい人に会いに行こう


私は特定の人に熱狂することはありませんが、舞台やコンサートに行くのが好きです。


気になる舞台やコンサートがあれば、少し無理をしてでも積極的に足を運ぶようにしています。



それは、身近な人たちの経験から学んだことがあるからです。


ガンで余命宣告されていた母に行きたいとこ、やりたいことはないか聞きました。


母の希望は一つだけでした。


それは「東京の歌舞伎座で(先代の)市川團十郎さんの舞台を観たい」と言うことでした。


母世代(昭和11年生まれ)の東京の歌舞伎座で歌舞伎を観る、というのはなかなかの贅沢でもありステイタスでもあります。


独身時代、銀座で会社員をしていたこともあり、東京が好きな母でした。


母の年代では珍しい高齢出産での育児、家事、介護や自由奔放な夫とのことで、なかなか自由に遊ぶことができなかった母。


私も自分のことばかりで母の楽しみややりたいことなどを考えていませんでした。


母の生きている間に母の願いを叶えてあげたいと思いました。


抗がん剤の副作用やガンの痛みもありましたが、本人のがんばりと医師の協力のおかげで、なんとか体調を整えその願いがかなえられました。


おしゃれをして歌舞伎座に出向く母の満足げな笑顔が私の心に残っています。


しかも、團十郎さんが亡くなったのは、母の死より先でした。


チケット代ももぶっちゃけ高く、母の体調の心配もありましたが「がんばって行っておいてよかったね」と母と話していました。


その後も何回か母の希望で何回か歌舞伎座に歌舞伎を観に行き、銀座で食事をしたりして私にとってもかけがえのない時間になりました。


母がいよいよ身体が動けなくなった時も「團十郎さんも観れたし、もう思い残すことはなんにもないから満足」と言って行って静かに旅立ちました。


人生の楽しみを逃さずに生きることの重要性を学びました。




母とは真逆なの話もあります。


義姉はある若手俳優を「推し」ていて、いつも彼の舞台を観たいと言っていました。


しかし、なんだかんだと先に延ばしにしていたら、その俳優さんが違う夢ができた、ということで突然引退してしまいました。


もう引退して何年もたちますが、SNSなどもやっておらずなんの情報もありません。


復帰の予定もないようで、義姉は「舞台観に行っておけばよかった」といまだに後悔しています。


また、義母も何回も同じ俳優さんで再演されている舞台を観たいと言っていたのですが、なんやかんやで行かずにいました。


ですが、その俳優さんは高齢になり、いよいよ舞台を降板することになりました。


最後だからと観に行った義母の感想は「歳をとって声も張りがないし、動きも悪いしあまりよくなかった。俳優として一番あぶらがのっている時に行けばよかった」でした。


俳優さんも人ですから、何かの事情でやめることもあるでしょう。


歳もとります。


義姉も義母も行くチャンスもお金もありました。


ましてや、不便な所や地方に住んでいるわけではなく、東京までほんの1時間程度のところに住んでいて舞台などを観るにはとても恵まれた環境です。


自分で行かない理由をさがしてチャンスを逃して後から後悔しているのです。



彼らの経験を通じて、興味を持ったものや会いたい人がいるなら、行動を起こすべきだと強く感じます。


観れる時に観る、行ける時に行っておくことが大切。


将来の自分や推しの未来はわかりません。


だからこそ、今できることをやり後悔しないようにしたいですね。



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終活はただの整理?違います!人生最後の贅沢な時間を手に入れること

終活というと持ち物を減らしたり、資産などを整理したり、自分の情報をまとめたりすること、と思っている方もいるのではないでしょうか。


やりたいことをやる行きたいところに行くのも終活です。


年齢を重ねるとできないことが増えて行きます。



終活はただ持ち物を整理するだけではありません。


人生の最後の章を豊かにするために、自分の人生の意義や喜びを見つけることも含まれます。


たとえば、子供の頃から夢見ていた場所に旅行する、趣味に没頭する、親しい友人や家族と時間を過ごすなど、自分にとって本当に大切なことを優先することが終活の一環と言えるでしょう。


また、身近な人とのコミュニケーションや関係を大切にすることも忘れてはなりません。


終活は孤独な作業ではなく、周囲の支えや愛情があってこそ意味を持ちます。


人とのつながりを深め心に残る思い出を作ることも、終活の重要な要素の一つです。


終活は、人生の最後の段階に向けての準備であり、同時にその時をより充実させるための計画でもあります。


制限されることが増える中で、自分の人生を豊かにするために積極的に取り組んでみましょう。




これも終活?テレビでみて行きたいと思っていたスイーツを食べてきました。
行きたい、食べたい、と思ったら行くようにしています。


横浜中華街ローズホテル内ブラスリー ミリーラ・フォーレのドラゴンパフェ
イチゴたっぷり、飾りはチョコレートの龍



横浜伊勢佐木町文明堂茶館ル・カフェのパステル
いわゆるどら焼きの皮。だけど、焼きたてで外はサクッ、中はフワでとっても美味しいのです。


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終活×メルカリ:専業主婦が不用品を売りながらお小遣い稼ぎ!

フリマアプリって使っていますか?


売ったり買ったりしている人も多いと思いますが、まだ始めていない人もいるのではないでしょうか?


面倒くさいし、やり方がよくわからないし、商品を発送する方法もわからないし、トラブルがあると嫌だし…と考えている人も多いと思います。


実は、私も最初はいろいろ理由をつけてやっていませんでした。


でも、姉がメルカリで不用品を売っていて、結構いいお小遣い稼ぎができるし、意外なものまで売れるって言ってたので、不用品を売ることを終活の一環として始めることにしました。


            



始めたのは2022年12月からで、家にある使わないもの細々と出品しました。


本や雑誌、おまけでもらったもの、使っていない電子機器、食べ終わったお菓子の缶、使わないキッチン用品、夫が海外出張のお土産で買ってきたサイズが合わない服など、高級品や貴重品と言った高額な物ではないものを売っていました。


あまりガツガツやっていたわけではなく、時間があるときに出品。


2022年12月から2023年12月までの約1年間で、手数料や梱包資材の購入代などを引いて得たお金は116,000円でした。


月平均約9,000円ぐらいです。


もっと一生懸命やっていればもう少し増えたかもしれません。


それでも、無収入の専業主婦としてはありがたい話です。



売ったものは特に特別なものではありませんでした。


例えば、真っ二つに割れたお皿も売れました(金継ぎの練習に使うとのこと)。


表紙がない本ややぶれた本も売れました。


そういう本は、持ち込みの買取店では値段がつかないこともありますが、メルカリでは比較的良い値段で売れました。


また、実家にあった汚れた陶器の犬の置物も売れました。


昔飼っていた愛犬にそっくりで、再会できたよう、と喜んでいただけました。


その置物は我が家で十年以上段ボールに入ったままだったので、大切にしてくれる人の元へ行ってよかったと思います。


フリマサイトでの売買は難しいと思われがちですが、実際にやってみると案外簡単です。


YouTubeやブログなどで、やり方や梱包の仕方もたくさん情報があります。


私はメルカリを使っていますが、他のフリマサイトもあります。


ただ、メルカリはユーザーが多いので、売れやすいと思います。


また、メルカリはサポートも体制もよく、はじめはメルカリ主催の無料の教室に参加するのもおすすめです。



私は1年以上やっていますが、特にトラブルはありません。


正直をモットーにして、商品の状態や欠点を写真や説明文できちんと伝えることが大切だと思います。


また、発送も迅速に行うよう心がけています。


ゴールデンウィーク中はメルカリを見る人が増えるので、売れるチャンスも増えます。


最初は梱包しやすく送りやすい本を出品してみるのもおススメです。



是非、チャレンジしてみるのはいかがでしょうか?



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